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  1. 仙台市議会 1992-04-21
    建設水道委員会 本文 1992-04-21


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                 ※会議の概要 2: ◯委員長  ただいまから、建設水道委員会を開会いたします。  本日の日程は、お手元に配付のプリントのとおりであります。  なお、委員会終了後、引き続き、協議会を開催し、委員会審査事項以外の所管事務について、当局からの御報告及び質問等を願いますので、よろしくお願いします。  まず、審査に入ります前に、異動に伴う人事の紹介について、当局から申し出がありますので、これをお願いいたします。 3: ◯都市整備局長  4月1日付で人事異動がありましたので、御紹介申し上げます。異動職員につきましては、お手元の出席職員名簿の職、氏名の前に丸印をしてございます。名簿に従いまして、まず都市整備局から御紹介申し上げます。  次長(兼)計画部長 村上茂君。 〔都市整備局次長(兼)計画部長 村上茂あいさつ〕 4: ◯都市整備局長  同じく、次長(兼)指導部長 多田孝一君。 〔都市整備局次長(兼)指導部長 多田孝一あいさつ〕 5: ◯都市整備局長  建築部長 柏原由明君。 〔都市整備局建築部長 柏原由明あいさつ〕 6: ◯都市整備局長  技術管理室長 高橋十三男君。 〔都市整備局技術管理室長 高橋十三男あいさつ〕 7: ◯都市整備局長  計画部港湾対策室長 梅森靖史君。 〔都市整備局計画部港湾対策室長 梅森靖史あいさつ〕 8: ◯都市整備局長  都市開発部区画整理課長 佐々木正明君。 〔都市整備局開発部区画整理課長 佐々木正明あいさつ〕 9: ◯都市整備局長  都市再開発課長 管野征次君。 〔都市整備局開発部都市開発課長 管野征次あいさつ
    10: ◯都市整備局長  仙台駅東第二開発事務所長 畑中稔君。 〔都市整備局開発部仙台駅東第二開発事務所長 畑中稔あいさつ〕 11: ◯都市整備局長  建築部設備課長 岩間敏雄君。 〔都市整備局建築部設備課長 岩間敏雄あいさつ〕 12: ◯都市整備局長  よろしくお願いいたします。 13: ◯建設局長  続きまして、建設局の方で異動分、御紹介させていただきます。  建設局次長 堀籠克彦君。 〔建設局次長 堀籠克彦あいさつ〕 14: ◯建設局長  緑政部長 高橋英文君。 〔建設局緑政部長 高橋英文あいさつ〕 15: ◯建設局長  緑政部緑地計画課長 佐々木政夫君。 〔建設局緑政部緑地計画課長 佐々木政夫あいさつ〕 16: ◯建設局長  以上でございます。 17: ◯下水道局長  このたびの人事異動によりまして、下水道局長を拝命いたしました奥田でございます。よろしく御指導のほどお願いいたしたいと思います。  それでは、下水道局の異動の職員を御紹介申し上げます。  まず、次長の津谷川徹夫君。 〔下水道局次長 津谷川徹夫あいさつ〕 18: ◯下水道局長  次長(兼)建設部長事務取扱吉本国春君。 〔下水道局次長(兼)建設部長 吉本国春あいさつ〕 19: ◯下水道局長  管理部総務課長佐藤寛美君。 〔下水道局管理部総務課長 佐藤寛美あいさつ〕 20: ◯下水道局長  普及指導課長加藤秀兵君。 〔下水道局管理部普及指導課長 加藤秀兵あいさつ〕 21: ◯下水道局長  施設課長の鈴木宏君。 〔下水道局管理部施設課長  鈴木宏あいさつ〕 22: ◯下水道局長  南蒲生下水処理場長の板橋昇君。 〔下水道局管理部南蒲生下水処理場長 板橋昇あいさつ〕 23: ◯下水道局長  次に、建設部でございます。計画課長大滝善嗣君。 〔下水道局建設部計画課長 大滝善嗣あいさつ〕 24: ◯下水道局長  建設第一課長の鎌倉次雄君。 〔下水道局建設部建設第一課長 鎌倉次雄あいさつ〕 25: ◯下水道局長  最後に、建設第二課長の加藤隆義君。 〔下水道局建設部建設第二課長 加藤隆義あいさつ〕 26: ◯下水道局長  以上でございます。 27: ◯水道事業管理者  それでは、水道局人事異動につきまして御紹介申し上げます。  業務部長 千葉博康君。 〔水道局業務部長 千葉博康あいさつ〕 28: ◯水道事業管理者  浄水部参事(兼)施設課長 白戸康資君。 〔水道局浄水部参事(兼)施設課長 白戸康資あいさつ〕 29: ◯水道事業管理者  総務部総務課長 山浦正井君。 〔水道局総務部総務課長  山浦正井あいさつ〕 30: ◯水道事業管理者  業務部料金課長 菊地洋輔君。 〔水道局業務部料金課長 菊地洋輔あいさつ〕 31: ◯水道事業管理者  浄水部国見浄水課長  佐藤洌己君。 〔水道局浄水部国見浄水課長 佐藤洌あいさつ〕 32: ◯水道事業管理者  以上でございます。よろしくお願いいたします。 33: ◯都市整備局長  次に、区の建設部長異動紹介を私からさせていただきます。  若林区建設部長 及川四朗君。 〔若林区建設部長 及川四朗あいさつ〕 34: ◯都市整備局長  泉区建設部長 和泉栄君。 〔泉区建設部長 和泉栄あいさつ〕 35: ◯都市整備局長  以上でございます。よろしくお願いいたします。           《閉会中継続審査事項について》 36: ◯委員長  それでは、これより審査に入ります。  まず、「都市整備事業の状況について」であります。  本件について、当局より御報告願います。 37: ◯都市整備局次長(兼)計画部長  それでは、お手元に資料1というのが入っていますが、長町新都市拠点地区の整備の概要、この資料に基づきまして、長町地区の状況について御報告いたしたいと思います。  まず、1ページをお開きいただきたいんでございますが、長町副都心整備の背景ということですが、若干さかのぼりまして、昭和58年度に、旧国鉄の貨物部門合理化に伴いまして貨物ヤードが遊休化しました。さらに、昭和62年に、国鉄改革によりまして国鉄清算事業団処分対象用地となりまして、新たに都市開発可能性を有する土地というふうになったわけでございます。そこで、貨物ヤード跡地を含みます一帯の都市利用につきまして、昭和58年度から建設省、国鉄清算事業団、JRの旅客、貨物等の各社、こういう関係機関と調整を図りながら進めてきておるところでございますが、調査の経緯につきましては、右側に書いてございますので御参照いただきたいと思いますが、昭和63年度までは、宮城県が調査主体となりまして、それに仙台市が協力するという形でまいったんですけれども、平成元年から政令市になりましたのに伴いまして、今度は仙台市が主体となって、この調査計画を進めておるという状況でございます。  次に、2ページでございますが、調査の概要ということですが、長町の位置づけにつきましては、既に皆様方御承知のことでございますが、南の副都心という位置づけがございますので、そういう位置づけに基づきまして調査を進めておるわけでございます。  3ページをお開きいただきたいと思います。この調査の中身でございますが、セオリーどおり、まず長町貨物ヤードを含みます地区を長町駅東地区というふうに呼んでおりますが、その現況をまず把握するということから始まってますが、特に4番目の道路交通施設というところでございますけれども、当地区を取り囲むように、仙台バイパスあるいは南有料道路元寺小路郡山線等幹線道路は整備されておりますけれども、地区内へのアクセスというものがほとんどない状況にあるわけでございます。また、東北本線、新幹線によりまして、東西両地区が分断されておりまして、長町駅西側と連絡する道路が元寺小路郡山線、1本であるということから、大変東西交通が不便であるという状況にあります。5)の公共交通施設でございますが、JR長町駅あるいは地下鉄長町駅を抱えまして、鉄道交通施設は整備されておりますけれども、東口から各駅に直接アプローチができませんで、大変不便な状況にあるわけでございます。また、JR長町駅あるいは地下鉄長町駅とも駅前広場が未整備でございまして、乗り継ぎ等の不便がまだあります。また、一番最後、7)ですけれども、当地区の東側には郡山遺跡が分布しております。こういう現状認識のもとに整備課題としまして次に記載してございますが、その中で都市機能及び土地利用という1)の項目ですが、アでございます。副都心を形成するための都市機能の計画的な導入を図る必要があろうというようなことから、そういう方向で調査を進めておりますが、丸ポチの2番目ですが、副都心を構成する長町駅西地区は、商業機能を中心とした地域拠点地区となっておりますが、これと東側地区の開発では西側と役割分担をしながら都市機能の導入を図っていく必要があるということでございます。また、イでございますが、魅力ある都市拠点の形成ということで、長町駅東地区の開発は、貨物ヤード跡地を活用した21世紀に通ずる都市開発プロジェクトとして位置づけておく必要がありまして、副都心として単なる商業業務地区を形成させるだけではなくて、文化、レジャー機能居住機能等複合機能を備えた副都心づくりを行う必要があるという認識に立っております。また、杜の都仙台の副都心といたしまして、郡山遺跡あるいは広瀬川等の歴史・自然を生かした魅力ある都市空間の形成を進めていく必要があるという認識に立っております。それから、交通施設整備でございますけれども、仙台都心、広域へアクセスする骨格道路網の整備ということで、丸ポチの2番目のところでございますが、長町については、仙台都心、仙台空港、仙台都市圏各地並びに背後地である仙台南部地域等とのアクセスを高める骨格的道路の整備が必要である。特に、未供用でございます外環状線については、当長町駅東地区の中で、整備する必要があろうということで、そういうところに計画の重点を置いております。また、4ページでございますけれども、長町副都心内各地区間相互連携と副都心の一体性を確保した幹線道路の整備、すなわち東西連絡道路の整備というのが大きなテーマになっております。それから、エでございますが、長町駅交通ターミナルの整備ということで、現在JR長町駅、地下鉄長町駅の連絡が十分でなく、かつこれらをラインホールに接続しますバス交通タクシー等についても十分な広場空間がないために、JR・地下鉄長町駅を核にいたしまして、後背地、仙台空港等へのアクセス機能を含む交通ターミナルの整備が必要であろうという認識でおります。次に書いております右側が、ただいま申し上げました骨格道路体系概念図でございますので、御参照いただきたいと思います。  それから、5ページは、今まで申し上げましたようなところを整備課題図といたしまして、やはり概念図にあらわしております。  次に、6ページをお開きいただきたいと思います。長町駅東地区を含みます長町副都心の全体の整備構想でございますけれども、長町地区の副都心の基本的な方針といたしましては、一つに長町商店街を中心とした既存ストック高度化、すなわち旧商店街高度利用といいますか、活性化といいますか、そういうことがひとつ必要なんではないかと。それから、二つ目太白区役所周辺を中心といたしまして、行政・業務・生活文化ゾーンの形成を図っていく必要がある。三つ目に、ただいままでお話しいたしました長町貨物ヤード跡地を含む一体的な整備を進めまして新都市拠点地区の形成を図るというふうに、この三つの拠点整備を並行して総合的に行っていくということで長町副都心の形成を図ろうということを基本的な整備方針としております。それぞれの拠点につきます整備方針が、1)長町商店街地区、2)区役所周辺地区、3)長町駅東口新都市拠点地区として記載してあります。長町商店街地区につきましては、これまでも進めておりますが、市街地再開発事業推進等を進めまして、旧市街地の高度利用あるいは活性化を図っていく。それに、商店街でございますので、商店街近代化事業などをあわせて推進していくということで拠点づくりを進めていきたい。それから、区役所周辺につきましては、区の地域行政市民文化交流センターゾーンとして区役所を核に区民センター文化機能等を一体としたシンボルゾーンの形成を図っていく。また、東北特殊鋼がありますが、現在移転の計画がありますので、この移転跡地の活用によりまして中心性を高めていって西側の副都心の一翼を形成していく。いわゆる、我々3点セットというふうに呼んでますが、三つの拠点を同時並行的に、やはり整備していく必要があろうという認識でおります。  それから、次に7ページでございますが、そういう中で長町駅東地区の新都市拠点地区整備の基本的なコンセプトでございますけれども、副都心としての位置づけは当然でございますが、右側に開発テーマという整理をしておりますが、箱の中を読みますと、古くからの宿場・市を現代に再生し、仙台における国際化地域文化拠点地区として「国際性先進性」と「歴史・風土」が融合した職・住・遊の機能を有する副都心形成を目指していこうということでございます。それから、それぞれそういう方針の柱を4本立てておりますが、それについて若干コメントさせていただきたいと思います。まず、最初に仙台の国際化情報化に対応した商業業務機能高度化を推進するビジネス拠点の形成を図るという柱を立てております。下の丸のところのコメントでございますが、当地区は、中枢管理情報機能を有する仙台都心、あるいはインテリジェントコスモスの中核を担う青葉山学術研究ゾーン国際化が進みます仙台空港の相互を結節する地点に位置しておりまして、これらの機能を連携させるとともに、新しい産業機能を創造するポテンシャルの高い地区に当たります。したがいまして、これらの地区のポテンシャルを活用しまして、国際性の高いビジネス拠点の形成を図っていこうという方針にしております。次に、8ページの方に移りますが、二つ目の柱に、新しい文化を創造する交流拠点というのがありますが、当地区は、古くからの宿場や市の「にぎわい」を現代に再生する拠点としてイベント等を中心としました新しい交流・文化創造を目指したい。そのための施設整備も行っていきたいという柱を立てております。三つ目の柱といたしまして、国際都市にふさわしい居住空間の提供というものがあります。新都市拠点地区は、24時間都市として国際業務、新都市型産業に携わる人々に職住近接した居住環境を提供するとともに、外国人にも安心して暮らせる居住環境を提供していったらよろしいんではないかということで、豊かな生活環境を有します国際的な居住ゾーンの形成を目指そうという柱を立ててます。また、最後に四つ目といたしまして、歴史・風土を生かした個性豊かな都市空間ということで、前にもお話しいたしましたように、長町の魅力ということは、東側にあります郡山遺跡、あるいは広瀬川、名取川等の歴史と風土を有するということでございまして、特に郡山遺跡は学術的な視点、市民のシンボル性の観点から未来に継承されていくことが強く望まれる遺跡でございます。したがいまして、当地区は、これらの地域特性を生かすことによりまして、「歴史と風土」あるいは「先進性国際性」、こういうものが調和した個性豊かな町づくりを目指すべきであるという柱を打ち立てております。こういうコンセプトに基づきまして、(3)でございますが、それらを実現するための交通基盤の整備の方針でございます。1)幹線道路網の整備ですが、広域幹線道路へのアクセス道路の整備ということで、先ほど申し上げました仙台都心あるいは青葉山のインテリジェントゾーンといいますか、そういうところ、あるいは仙台空港、縦貫道、こういう広域的な施設、あるいは幹線道路アクセスするために、外環状線というものを当地区の中に導入し、整備を図っていきたい。それから、副都心東西連絡道路の整備ということで、一体化を図るという意味から長町折立線は大きな東西を結ぶ幹線というふうに都市軸として位置づけまして、積極的に東側に延伸を図っていくと。それから、地区の骨格となる南北幹線道路を整備していくこと。御承知のように、貨物ヤード跡地を含みます地区は、南北に長い地区でございますので、ここに南北幹線道路を整備をしていくべきであるということでございます。それから、在来線高架化でございますが、特に東西の一体化を図るためには、在来線を高架にしていこうということでございます。また、副都心ということで整備いたしますので、この高架化にあわせまして、地区内にございます鉄道施設、特にレールセンター、機関区がございますが、これを地区の外に移転するという大きな事業があります。それから、三つ目に、南北に長い当地区では、北の方にはJR長町駅あるいは地下鉄長町駅がございますが、この辺は一体的に駅広も含めて整備するということで、交通ターミナルの整備を図っていきたいというふうに考えておりますが、地区の南端の方にも新駅というものを計画し、周辺住宅地等の利便性の向上を図る必要があるんではないかという考え方に立って、現在検討を進めております。  次に、9ページでございますが、そういう状況の中で、これから事業化に向けての課題ということで、幾つかポイントを絞りましてまとめてきております。まず、何といいましても、地区住民合意形成というのが大前提でございまして、そのほかに広く、市民あるいは経済界、こういうところの方々の御理解と御協力も必要かと思います。そういうことで、今後は地元を中心にいろいろ説明会意見交換会を開きまして、地元の合意形成しながら整備計画というものを固めていきたいというふうに思っております。二つ目に、鉄道高架鉄道施設地区外移転でございますが、東西の一体化を図るためには在来線高架化はもちろんでございますけれども、機関区、レールセンター等区域外移転が必要になりますので、これらにつきましては受益者負担──施設が地区外移転しました後に受けます受益の負担のあり方といいますか、こういうことも含めまして、現在整理を急いでおるところでございます。それから、副都心整備を促進いたしますために誘導する核施設の導入ということが大きなポイントになろうかと思います。副都心整備を円滑かつ着実に進めるためには道路等基盤整備はもとよりでございますが、副都心にふさわしい高次都市機能の積極的な誘導を図っていく必要があろうかと思います。そのためには、開発の初期段階において先導的役割を担う施設としまして、本市を含みます公的なセクター等が主体となったインセンティブ施設の導入を図っていく必要があろうということで、現在このインセンティブ施設核施設等の具体的な内容の詰めを行っておりますが、そういうことが大切ではないかというふうに思います。四つ目に、大規模用地機能更新ということで掲げさせていただきましたけれども、当該地区の副都心形成に向けました整備に当たりましては、貨物ヤード跡地である清算事業団の用地だけではなくて、周辺に工場など大規模な用地がございますが、これも副都心にふさわしい用途に機能更新等が望まれるのではないかと思います。そういう意味で、今後大規模用地所有者の方々と協議をし、御協力を得ながら大規模用地機能更新を図っていくということが課題になっております。また、五つ目に遺跡整備との整合性でございますが、郡山遺跡は現在発掘調査をしておりますけれども、これらを当地区の開発テーマに沿ったように、この郡山遺跡の整備ということが必要でございます。大変広大な区域になるようでございますが、それらの遺跡整備と当副都心整備というものの整合を図っていく必要があろうということで、教育委員会の方といろいろと現在検討しておるというような状況にございます。  最後に、今後のスケジュールでございますが、3月の議会でも御答弁しておりますけれども、おおむねの目標といたしまして、以下に書いているような状況にございます。何といいましても、早急に地元の説明会に入りまして、いろいろ御意見交換をさせていただき、合意形成を図る中で、おおむね平成4年度中に新都市拠点整備計画建設大臣の承認を得たいと。それを得られますと、都市計画決定の手続に入れますので、4年末か5年度初めくらいを目標に努力してみたいというふうに思っております。土地区画整理事業基盤整備を行いたいというふうに考えてますので、区画整理事業大臣認可を5年度いっぱいくらいまで何とかやりたい。そうしますと、6年度に鉄道高架の具体的な事業に着手できるようになるんではないかというような状況でございます。おおむね100ヘクタール内外の大事業でございますので、時間もかかろうと思いますが、こういう目標を掲げながらこれから積極的に進んでまいりたいというふうに思っております。  最後に、10ページは、新都市拠点整備事業というのが新しい事業でございますので、その概要といいますか、というものを御参考につけさせていただきました。  以上で御報告を終わらせていただきます。 38: ◯委員長  ありがとうございました。  それでは、ただいまの御報告を含め、本件について何か質問等ございませんか。 39: ◯小山勇朗委員  3点ほどお伺いをしておきたいと思います。  1つ目は、鉄道高架鉄道施設の移転ということで、9ページに書かれてますけれども、当局も御存じのとおり、3年くらい前から中田の三つの町内会が一体となって、市長との懇談会などでも提起してきている在来線の高架ですね。これらも一体となった高架を進めざるを得ないと思うんです。貨物ヤード跡地だけを高架にして、また再度名取橋付近でおろすというふうな形じゃなくて、南仙台駅を含めた高架にしていかなければ、二重にも三重にも手間がかかるというふうに思います。市長にも、高架化にすることについては理解できるというふうな答弁もいただいているところでありますから、そういった意味では、その辺も含めて今後検討されていくのかどうかが、まず1点。  2点目は、大規模用地機能更新ということで、周辺に存する工場等、大規模用地機能更新も望まれるところでありというふうに明記されておりますけれども、あの辺一帯は、トーキンなり、あるいは県営住宅市営住宅というふうなものも相当の面積があるわけでありますけれども、これらも含めて、可能性を追及しながら取り組んでいくのかどうか。  次に、3点目としては、今後のスケジュールの中にありますけれども、平成4年度で整備計画建設大臣承認都市計画決定ということで、今年度中にやる予定でありますけれども、現段階でどのくらい……。完全にここまで言い切れる状況と判断しているのかどうかを、まず聞きたいし、さらには平成5年度末には土地区画整理事業建設大臣の認可というふうにありますけれども、今進めている駅東の第二区画整理のような形で進める考えなのかどうか。この4点について、お伺いします。 40: ◯都市整備局長  まず、鉄道交差の問題でございますけれども、前から中田の方々には説明しておるつもりですし、また市長も言っておりますけれども、財源というものが、この立体交差化と、それから普通の鉄道の立体交差化とは異なりまして、この場合には、この9ページのところに受益者負担のあり方を含め費用の負担等を整理するということで、鉄道を上げることによったメリットを、その中から受益者負担ということで生み出すべきではないかという判断が、JR貨物とか、JR旅客、あらゆる関係者が集まって東京で委員会をやっておりますけれども、その中で、区画整理の中で、上に上げることによってメリットがあるのはどこだということで、その費用をそこで負担すべきではないかということでございます。中田の立体交差は、立体交差化事業という通常の、今現在やっております仙石線の立体交差化と同じ財源でやらなければならない。財源が違うというところに問題がございますので、その点お含みおきいただきたいと思います。ということは、なかなか一緒にやるということは難しいと、現在のところ判断しております。  それから、大規模用地機能更新、当然ながらこの範囲の中には、先生おっしゃったようないろんな工場ございますけれども、その中で皆さん方と今ほんの事務レベルでございますけれども、交渉に入っております。できれば、これだけの用地でございますので、それを更新するといいますか、更地にして立体的に使うとか、言葉の中でもございましたように、職と住と遊ということで、一戸建ての方を一戸建てで換地するということは、なかなか難しい地域、いわゆる住居系を非常にとりにくい地域でございますので、何とかこの大きな大規模の工場の方々の御協力を得て、そしてそこの中で住環境も整備したいということで、御協力はできるだけということでなく、必ず御協力いただきたいと、今現在思っているところでございます。  それから、平成4年の、今現在進めていく方法でございますけれども、この事業は平成5年度にやるということになりますと、ことしの6月か、7月あたりにはいろいろな来年度の予算の折衝を国としなければなりません。そのために、我々自体では、来年度の予算を6月、7月のあたりまでには方針を決めて、そしてここではちょっと触れておりますが、どこかに委託するような仕事があると思いますので、そのような関係の整理をしてまいりたいと思います。ただ、駅東第二がやっておりますのは直轄の区画整理事業でございまして、この場合には区画整理の手法は同じでございますけれども、事業主体となりますのは仙台市ですが、その中で住都公団なんかを、我々ちょっと考えておりますもので、そうなりますと人間も出す、向こうから人も来てもらう。仙台港の背後地なんかは、県が主体でございますけれども、県も2分の1、仙台市も2分の1という形式でやっておりますので、費用の分担。この場合には、区画整理方式でやるところに、仙台市主体ですけれども、住都公団のお手伝いもいただきたい。そのような心づもりで仕事を進めさせていただいております。  以上でございます。 41: ◯委員長  ほかにございませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 42: ◯委員長  次に、「下水道事業の状況について」でありますが、当局からの報告は特にないとのことであります。この際本件について、皆様から何か発言があればお願いします。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 43: ◯委員長  これをもって委員会を閉会といたします。...